委員会質問③~都市住宅常任委員会~
- 2011年10月21日
- 日々の出来事
委員会質問の続きです。
③阪神高速新料金案について
Q1 償還計画の前提となっている料金収入予測について、過去の予測値と実績値が大きく乖離しており、
この現状について。
A1 従来は右肩上がりの交通量予測を前提に進めてきたが、バブル経済の崩壊等により計画と実績が乖離。
民営化後、平成62年までの45年間で建設債務を償還する枠組みに転換し、社会情勢の変化や経済指標に
基づき将来交通量を下方修正
Q2 現行の法制度の枠組みに捉われず、償還スキームを抜本的に見直せないのか。
A2 対距離料金制への移行を前提に、「国と地方の検討会」において、料金徴収期間延長など
償還スキームの見直しについて具体的な検討を早急かつ着実に進めていく。
Q3 大阪維新の会の提言に対する府の見解。
A3 阪神高速会社の経営合理化については、役員報酬の削減、発注方法の見直し等一定の回答が出ている。
将来金利4%を変更し上限料金を700円に抑えることは、現行法制度のもとで直ちに変更することは困難。
今回の料金案には課題もあるが、阪神都市圏の料金体系一元化へのファーストステップとして、国や
関係自治体と連携し取り組んでいきたい。
阪神高速・国交省の取組は不十分であり、平成26年度以降の財源担保のない今回の新料金案は課題があると
指摘し、後日知事に質問させてもらうことにしました。